大塚で楽しむ桜と都電の癒し時間

皆さん、お花見といえば中目黒や千鳥ヶ淵を思い浮かべますよね?もちろん素敵です。でも、人混みで「桜を見に来たのか、前の人の後頭部を見に来たのか分からない」なんて経験はありませんか?

実は、私たちの愛する大塚には、都電(東京さくらトラム)×桜という、激エモハッピーセットの絶景スポットがこれでもかと隠れているんです。この、のんびりした空気感と、地元の人しか知らない贅沢な時間をどうしても伝えたくて記事にしました。

この記事を書いた人
編集部大嶺晋弥 【大嶺 晋弥】
都電のようにコツコツ邁進し、桜のように華やかに咲き誇りたい。そんな都合のいいことを、今日も元気に思っています。

日本唯一の絶景「大塚クロス」は都電最大の魅力

山手線と都電が直角に交わる唯一無二のスポット

大塚駅に降り立つと、まず耳に飛び込んでくるのが「チンチンッ」という懐かしい音。1911年に開業した東京さくらトラム(都電荒川線)は、都内に唯一残る路面電車です。なかでも大塚駅前停留場は特別な存在。

JR山手線の高架下を、都電が直角にくぐり抜ける光景、通称「大塚クロス」が見られる鉄道ファン必見の名所です。ちなみに「大塚クロス」というかっこいい名前は、勝手に名付けました。流行りますように。

「東京さくらトラム」の名前の由来

東京さくらトラムは、沿線に桜の名所が多いことに由来しています。春になると車窓から美しい桜を楽しめる路線として親しまれており、さくらがその象徴として用いられました。つまり、「東京さくらトラム」とは、桜を楽しめる路面電車(トラム)という意味を込めた愛称です。

もちろんこちらは勝手に名付けていません。

大塚の桜は「穴場」だからこそのんびり贅沢に楽しめます

SLと桜が共演する、ポッポ屋も思わず二度見する大塚台公園

駅から少し歩くと、広々とした「大塚台公園」が見えてきます。入口の桜並木を抜けると、そこにはドーンと構える蒸気機関車(SL)の姿が。かつて北海道で走っていたこのSLは、春になると桜の花びらをまとい、今にも走り出しそうな躍動感を見せてくれます。

メジャーな観光地のような喧騒はなく、穏やかな時間が流れるこの場所が好きです。自分、不器用ですから。

南大塚3丁目の「桜街道」

大通りから一歩脇道へ入ると、街の表情は一変します。南大塚三丁目交差点付近、ファミリーマートの角を曲がると、両脇を桜が彩る美しい桜の街道が現れます。そのまま道なりに進むと、都電の線路に出合います。

ゆっくりと目の前を横切る都電は、このエリアならではの風景。春には桜と電車のコントラストが楽しめる。都心にいながら、どこか懐かしさを感じるひとときを味わえるスポットです。

老舗茶屋の「粋な一杯」で大人なお花見時間を過ごせます

お茶と桜で整う粋な時間

空蝉橋のふもとに佇む老舗茶屋・マルキク矢島園。店主イチオシの紅茶deアールグレイをひと口含めば、華やかな香りが広がり、思わず「整った。」とサウナ後のような心地よさに包まれます。伝統と新しさが絶妙に調和した一杯。日々の忙しさを忘れ、穏やかな時間が静かに流れていきます。

豊島区は「ソメイヨシノ発祥の地」

なぜ大塚周辺はこんなに桜が綺麗なのかというと。実は、桜の王様「ソメイヨシノ」は、大塚のすぐ隣、現在の駒込(染井村)の植木屋さんが江戸末期に売り出したのが始まりなんです。つまり、豊島区はソメイヨシノの故郷

歴史を知ると、ただの景色がさらに深みを増して見えてきます。春になると街全体がピンクに染まるのは、先人たちの愛の結晶なんです。

食事中も都電が目の前!『eightdays dining』で心もお腹も満たされる

線路沿いの席は、都電を特等席で眺められるプラチナシート

eightdays dining』では、窓の外を都電が走る「トレインビュー」が楽しめます。ベビーカーOKな広い店内はパパママの味方。「撮って・見て・食べて」の三拍子に、お腹も心も満たされる。人気席は予約必須ですが、行く価値ありの特等席です。

お店を出てすぐ!桜と都電を一枚に収められる秘密のフォトスポット

美味しい食事を楽しんだ後、さらなるお楽しみが。お店のすぐ近くには、桜と共に都電が撮影できる、秘密のフォトスポットがあるんです。

5月になれば、沿線はバラが咲き誇る「バラロード」に変身します。四季折々の花が楽しめるこの場所。桜の季節が終わっても、また大塚に来たくなる理由は、こうした街の人々の花への愛があるからこそ。次はバラの季節に、またここで会いましょう。

都電の音を聞きながら桜を眺める時間は、忙しい日常を忘れさせてくれる癒しのひとときです。来年もまた、大塚の街で心温まる「自分だけの桜」を見つけに来ませんか?お待ちしています。