笑顔満開で挑んだ大塚商人祭り2025
                        大塚の秋の風物詩「商人祭り」が今年も開催されました。去年に引き続きironowaも出店、準備段階からワクワクとドタバタの連続。雨にも負けず、笑顔とパンケーキの香りに包まれた2日間の舞台裏をお届けします。
| この記事を書いた人 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
 大嶺晋弥 | 
 
 利益より笑顔を優先する人。日頃から甘いものを摂取するせいか、人に甘く、自分にはもっと甘い。  | 
||||||
準備段階から熱気MAX!
パンケーキの香りに包まれた仕込み現場

商人祭りの準備期間中、事務所総出で黙々とコロコロパンケーキの仕込みを進めていました。食欲をそそる甘い香りが漂う中、誰かがポツリと一言。「つまみ食いやめな~」
たしかに。空腹のスタッフが何人かタブーを犯し、仕込み業界から干されたのは言うまでもありません。
初リーダーの胸に秘めた野望

今年は私が初のリーダー。「過去最高の売上を出してやる!」と密かに燃えていました。が、いざ始まってみれば、子どもたちが的を外してしょんぼり。気づけば「はい、これもプレゼントね!」と景品をポンポン配っていた。
結果は笑顔100点、売上は見事に赤点。でも、子どもたちの笑顔が最高の利益だと思えば、プライスレスです。
香りで人を引き寄せる!コロコロパンケーキ伝説
たこ焼きサイズの幸せ爆弾

ironowaブースの看板メニュー「コロコロパンケーキ」。その名の通りたこ焼きサイズのコロコロしたパンケーキ。焼き立てにメープルと粉糖をふりかけると、ふわっと立ち上る甘い香り。
通りすがりの人が「あれ、たこ焼き屋さん?」と勘違いして足を止め、「なんだパンケーキか」と言いつつも買っていく魔法のスイーツです。
雨でも売れる!香りマーケティング

今年は2日間とも雨。なのに、ブースの前には人だかり。やっぱりパンケーキの香りはみんな大好き。焼きながらスタッフも「食べたい…でも売らなきゃ…」と葛藤。これはもう、胃袋と戦う祭りです。
キッズが夢中!ボールまとあてゲームのカオス
的中したらお菓子ゲット!外れてもゲット?

ironowa名物の「ボールまとあてゲーム」。ルールは簡単、的に当てたらお菓子ゲット。のはずが、なぜか外してもお菓子がもらえる。「がんばったからOK!」というスタッフの甘さにより、参加者全員優勝システムが誕生していました。
利益よりも笑顔優先!伝説の赤字ここに誕生

そう、私たちのブースは笑顔を生み出す代わりに、利益を溶かしていきました。子どもが外せば励まし、おまけを渡し、親御さんも笑顔。「結果オーライ!」の声が響くたび、レジの中身はスカスカに。でも、財布よりも心が満たされた2日間でした。
人情あふれる大塚の力。
雨でも人は集まる、不思議な温度感

二日目は前日まで大雨予報。「もう販売は無理だね」と諦めて、ブースを雨宿りスペースに変更。が、当日になったら普通に開催されてる!「え、誰も雨宿りしてない」と戸惑いながらも祭りを堪能。そんな想定外の奇跡が起きるのも、大塚らしい出来事です。
人と人がつながる、それが商人祭りの本質

会場ではダンスや音楽が響き、ご当地グルメや旬の野菜がズラリ。子どもたちはキャラクターと写真を撮って大はしゃぎ。他の出店者に話を聞くと、「利益より、大塚を盛り上げたい」という声が次々と。その言葉に、雨の中でもじんわり心が温まりました。
雨にも負けず、人情には勝てない。そんな大塚の魅力が詰まった商人祭り2025。
笑顔の輪がまた一つ広がり、来年もきっと、虹のように輝くお祭りになることでしょう。
            
            
大嶺晋弥