大塚にあるアパレルショップ 65 OTSUKA STAND。大塚をモチーフにしたオリジナルデザインと、個性的な古着が特徴です。大塚をモチーフ？と疑問に思った方もいるでしょう。

今回は、65 OTSUKA STANDとはなんなのか。どういう魅力があるのかをたっぷりご紹介します。読んだあとにはあなたも服の魅力に取り憑かれているかも…？

この記事を書いた人
小堀良治		【小堀 良治】 裏原宿の全盛期にオシャレとはブランドを着ることだと思い、こう見えてバイト代を服につぎ込んでいた世代です。

大塚の服屋 65 OTSUKA STANDとは

大塚がモチーフのアパレルショップ

65 OTSUKA STANDは、大塚をモチーフにしたアパレルショップです。5坪ほどの小さい空間ながら、大塚モチーフのブランドと、オーナー厳選の古着を販売しています。

オーナーの森さんは大手アパレル企業出身で、大塚のライフスタイルを楽しく彩るという想いのもと、お店を経営。森さん独自の視点と、行き届いた接客が魅力で、こだわりの詰まった名店です。

自身の経験を描いたオリジナルデザイン

65 OTSUKA STANDは、森さん自身の経験を描いたオリジナルデザインが魅力です。例えば「ワンカンタヌキ」は、昔コンビニで缶ビールを片手に飲み歩き、泥酔してしまった苦い経験をもとに作成しています。

森さんは生まれも育ちも大塚なので、デザインの中には大塚の街並みを感じることが多々あります。ファッションを通じて大塚の魅力を再発見できるのも、65 OTSUKA STANDならではの楽しみ方です。

店名の「65」の由来とは

ラッキーナンバー「11」が理由

65 OTSUKA STANDの「65」という数字、なんの意味があるのか聞いてみました。深い意味がありそうだなと思っていたのですが、まさかの「占い師に言われたラッキーナンバー11をなんとなく分解しただけ」とのこと(笑)

思ったより単純な理由でしたが、こういうお気楽なところも65 OTSUKA STANDの魅力。「決まりごとに縛られず、ファッションやスタイルを気軽に楽しんでほしい」というメッセージも込められているのでしょう。多分。

店内にはこだわり抜かれたアイテムがズラり

そんな店名に反して・・？？店内にはこだわり抜かれたアイテムが並んでいます。シンプルながらも、訪れた人が「ここでしか買えない」と思えるセレクションは圧巻です。

陳列用の什器にもこだわりがあるようで、お店に行かれた際にぜひ聞いてみてください。気さくな方なので楽しく教えてくれると思います。

厳選された古着とこだわりのセレクト

個性的な古着を自ら買付け

森さんは、大手アパレル企業のセレクトショップで培った経験を活かし、個性的な古着を自ら買付し店頭に並べています。大量生産にはない、一点ものの魅力が詰まっているのが特徴です。

例えば、シンプルながらもディティールにこだわったアイテムや、レトロな雰囲気が漂うヴィンテージウェアなど、ラインナップは様々です。服が好きな人は何度でも足を運びたくなりますね。

オリジナルブランドとのミックスも楽しめる

65 OTSUKA STANDは、大塚をモチーフにしたオリジナルブランドと、個性的な古着を両方楽しめます。ミックスコーディネートして自分だけの色を出すのも楽しいですよね。

筆者はオリジナルブランド目的で訪れたのですが、気づいたら古着の魅力にも取り憑かれていました。服への新しい興味が開かれたので、みなさんもぜひ一度訪れてみてください。

大塚っ子の森さんが手掛ける新たな挑戦

森さんは豊島区南大塚生まれ。母親のご実家が北大塚にあるとのことで、親子で大塚っ子です。だからこそ、大塚を盛り上げることには特別な思いを感じます。

「大塚でのライフスタイルを楽しく彩りたい」という想いのもと、今後は地域とのコラボ企画やイベント開催も考えているとか。ショップを拠点に、大塚の魅力がどんどん発信されていったら嬉しいですね。

今後の展開がますます楽しみな65 OTSUKA STAND。地域の人々が気軽に集まり、新しい交流が生まれる場所になってくれることを願っています。

大塚の服屋 65 OTSUKA STANDの店舗情報