大塚は、昔ながらの商店街や老舗の名店が点在する、温かみのある街です。そんな大塚に、新進気鋭の人気居酒屋「やさい巻き串のお店 炭す、」が開店しました。

「炭す、」は、珍しいやさい巻き串を扱っているから人気なのではありません。もちろん料理は絶品ですが、それに加えて店主の特徴的な人柄が愛される理由になっています。

今回は、魅力的なお店の全貌と、名物店主かっちゃんがどういう人物なのか、どんなストーリーを持っているのか、書き記します。

この記事を書いた人
大嶺晋弥		【大嶺 晋弥】 野菜が好き、でも野菜串の方がもっと好き。

「炭す、」の誕生ストーリーと店主の想い

「やさい巻き串のお店 炭す、」がオープンしたのは2022年5月22日。そこに至るまで、店主かっちゃんは様々な道を歩みました。幼い頃から、料理人の父親の影響を受け、料理に触れる機会が多かったかっちゃん。

そこから調理師学校に進み、イタリアンやフレンチを学びました。その後、知人に誘われたレストランのオープニングスタッフとして働き、わずか3年で店長に昇格。

しかし、現状に満足せず、自分のやりたいことが居酒屋にあると感じたかっちゃんは、4つの居酒屋で腕を磨きます。そして、様々な経験を積んだ彼の集大成が、今の「炭す、」になっているわけです。

自分が行きたいと思える居酒屋を作る

かっちゃんは、「炭す、」を作る際に「自分が行きたいと思える居酒屋を作ろう」という想いを持っていました。その想いは今も変わらず、店内の雰囲気や接客からは、明るくフレンドリーな様子が感じられます。

実際に、地元の人から絶大な支持を集めており「また行きたいと思える場所」「実家のような安心感」など、好評の声が多いです。

店主かっちゃんとスタッフ池ちゃんが作る優しい空間

「炭す、」が愛される理由の一つが、かっちゃんと、立ち上げメンバー池ちゃんの人柄。一見、強面に見えますが、話すと驚くほどフレンドリーで、心の温かさがにじみ出ています。

その推されっぷりは、置き場所がなくなるほどのキープボトルの量を見れば一目瞭然！こんなにお客さんを愛し、愛される居酒屋は見たことがありません。

お客さんからスタッフに！？

驚きなのは、現在のお店のスタッフ9人全員が、元々はお客さんだったということ！かっちゃんと池ちゃんの接客に感銘を受け、「一緒に働きたい！」と申し出た人々が、今では「炭す、」を支える仲間になっているんです。

普通の居酒屋は労働条件を吟味する方が多いですが、「炭す、」のスタッフは、お店の雰囲気が好きで働いています。このエピソードだけでも、かっちゃん、池ちゃんの人間的な魅力が伝わってきますね。

名物「やさい巻き串」で味わう幸せ

「炭す、」といえば、何といってもやさい巻き串！新鮮な野菜を肉で包んで炭火で焼き上げた逸品は、見た目も鮮やかでお酒との相性も抜群です。

中でもレタス巻きは、シャキシャキ感と肉の旨味が最高のハーモニーを奏でる絶品。筆者イチオシなので、みなさんもぜひ食べてみてください。

その他にも、紅ショウガや長芋しそ、焼きそば巻きなど、どれも個性的でおいしいものばかりです。

新メニュー「もつ鍋」が旨すぎる

やさい巻き串が名物の「炭す、」ですが、2024年冬に新メニューのもつ鍋をスタートしました。ぷりぷりのもつとたっぷりの野菜が味わえるこの一品は、すでに多くの常連さんのハートを掴んでいます。

筆者もいただきましたが、もう最高の一言に尽きます。味ももちろん美味しいですが、寒い日に食べるもつ鍋は、そのシチュエーションだけで心も体も幸せにしてくれます。

今後の展望と目標

かっちゃんを中心にした温かい空間で、絶品料理が食べられる居酒屋「炭す、」。将来的に3店舗展開することを目標にしているそうです。どこまでも前向きで情熱的な彼なら、きっと実現できると筆者は思います。

大塚に訪れた際は、ぜひ「炭す、」で美味しいやさい巻き串とともに、かっちゃんたちの温かいおもてなしを堪能してください！きっとあなたも「また来たい」と思うはずです。

「やさい巻き串のお店 炭す、」の店舗情報