大塚には、長年愛され続けてきた和菓子屋「千成もなか本舗 大塚店」があります。創業はなんと昭和12年。85年以上続く和菓子屋が、どんなお店なのか気になりますよね。

今回は、千成もなか本舗 大塚店に行ってきたので、お店のレビューを書き綴ります。接客の質や和菓子のお味に加え、店員さんに聞いた驚きのこだわりまで紹介するので、ぜひ読んでみてください。

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紅林宏祐		【紅林 宏祐】 社会人に勝負おやつは必須。 甘味で業務を効率化する男。 そろそろ15時。経費でおやつ買ってきていいですか？

千成もなか本舗は長く愛される老舗和菓子屋

なんと！創業は昭和12年(1937年)

千成もなか本舗は、昭和12年に創業し、85年以上も愛されてきた老舗和菓子店です。積み上げた実績と信頼があり、絶えずお客さんが来店しています。筆者は平日の14時に行きましたが、お客さんがとても多く驚きました。

また、カウンターでは実際にもなかやどら焼きを作る姿を見学できます。手際よく作っており、老舗店の貫禄を感じました。やはりこれだけ長く続くには、一流の実力も必須になってくるんですね。

ユーザーからの評価が高い

千成もなか本舗は、お客さんからの評価がとても高いです。Googleの口コミを見ると、300件近い口コミ数に対して評価星が4.5で、満足度の高さが伺えます。

実際に行ってみると、評価が高い理由がわかりました。接客が良すぎます。忙しくても、話すときはお客さんの目を見ることを忘れません。さらに声のトーンが柔らかいので、気になることを聞きやすい。

筆者はおすすめの商品や、いつもこんなにお客さんが多いのかなど、いろいろ聞いてしまいました。丁寧にすべて答えていただき、とても感謝です。

大塚駅から徒歩1分で行ける立地の良さ

南口を直進してサンモール商店街へ

千成もなか本舗 大塚店は、大塚駅南口を直進したサンモール大塚商店街の中にあります。商店街の入口を直進し、100円ローソンが左側に見えたら、十字路を右に曲がれば到着です。

それほど大きな店舗ではなく、こじんまりとした趣ある和菓子屋といった感じです。お店の軒先で商品を広げているので、店内に入るハードルなく、商品を覗けるのが良かったですね。

名物5色もなかやどら焼きがずらり

お店の軒先には、もなかやどら焼きがずらり。お土産用に複数個入っている商品から、1人で食べるためのバラ売り商品まで幅広く販売されています。これだけあると悩んじゃいますよね。

普通のどら焼きとは一風変わったこんなどら焼きも。実は今回、あんバターどら焼きが美味しいと聞き、これを狙っていました。

しかも店頭分が売り切れになり、ちょうど作りたてのものを提供していただけたので超ラッキーでした。

もなかとどら焼きをいざ実食！

5色もなかがかわいすぎる

まずは店員さんにおすすめいただいた、5色もなかをご紹介。ちょこんとしててかわいいですよね。お味は写真の前列左から、うめ、しろ(あん)、こし(あん)、後列左から、おぐら、ごまで、1つ110円とお手頃な価格でした。

すべて美味しかったですが、筆者が特に好きだったのはごまでした。あんこの甘味の中にごまの風味をしっかり感じて、絶妙なバランスです。ごまのプチプチした食感も心地よく、とても食べやすいもなかでした。

お目当てのあんバターとあんブーコ

今回お目当てにしていた、あんバターとあんブーコどら焼き。ブーコってなんだろうと思って店員さんに聞いたところ、デンマーク産の高品質クリームチーズ「BUKO」を使っているのが由来だそうです。

あんバターが特に美味しかったです。カルピスバターが使われており、しょっぱさと甘さが絶妙にマッチ。甘いのが苦手な人にもおすすめです。ちなみに、温めてバター溶かすと至高の領域になります。

合成保存料を一切使わないこだわり

店員さんと話していて知ったんですが、千成もなか本舗は、創業以来「合成保存料を一切使っていない」そうです。理由は、お客さんの健康を第一に考えているからとのこと。

長年続いている理由を垣間見た気がしました。気持ちの良い接客だけでなく、調理過程でもお客さんのことを考える心。お客さんに寄り添ってきたからこそ、お客さんから長く愛されて来たんだなと感じました。

大塚でお土産を買うなら千成もなか本舗へ

事前調査で評判が良いと聞いていた、千成もなか本舗 大塚店。噂通りの神店でした。もなかもどら焼きも絶品なのはさることながら、行き届いた接客で気持ちよく利用できます。

さらに、お客さんの健康まで考え、合成保存料を一切使わない方針を貫いている。完璧と言っても良いのではないでしょうか。

もし、大塚でお土産を探していたり、ふと和菓子が食べたいと思ったときは、ぜひ千成もなか本舗 大塚店を訪れてみてください。