大塚で乾杯!North Tokyo Craft Beer Festival 2025

東京北部を代表するブリュワリーが大塚に大集合!2025年9月6日(土)・7日(日)に第4回目となる「North Tokyo Craft Beer Festival 2025」が開催されました。

大塚駅南口駅前広場「TRAMパル大塚」が、2日間限定でクラフトビール好きにとって夢の空間へと変わりました。この記事では、フェスの魅力や地域に根付く姿をお伝えしたいと思います。

この記事を書いた人
編集部大嶺晋弥

【大嶺 晋弥】

フェスもクラフトビールも、全力で酔いしれたい人。アルコールとアンコールの探求者。

大塚の街にクラフトビールの風が吹く

地域活性イベントとしての挑戦

「North Tokyo Craft Beer Festival」は、株式会社タイタンズironowaが協賛し、地域の人々とブリュワリーをつなぐ架け橋となっています。今年で4回目を迎え、2日合計3,000人以上もの来場者が訪れました。大塚駅前は笑顔と乾杯であふれ、地域に愛されるイベントへと成長しています。

クラフトビール界のアベンジャーズ集結

豊島区のINKHORN BREWING、CYCAD BREWING、TITANS、NAMACHAん Brewingをはじめ、板橋区のCRANC BEERやTOKYO ALE WORKS、文京区の日ノモトブルーイング、北区のLet’s BEER WORKSといった実力派が揃いました。各ブリュワリーの個性豊かな味わいを堪能できる、まさに夢の競演です。

醸造家が語る顔の見える一杯

ストーリーとともに味わうビール

このフェス最大の魅力は、つくり手本人がビールを提供してくれること。醸造家の想いや背景を聞きながら飲む一杯は、ただのビール以上の特別な体験に変わります。今日ここでしか味わえない限定ビールも登場し、多くの来場者が目を輝かせていました。

筆者激推しビール

普段あまりビールを飲まない筆者がハマったお気に入りのクラフトビールはNAMACHAんBrewingのやみつきエール麻婆です。麻婆豆腐のような山椒の香り、シビレ、程よい辛さが癖になります。個性を楽しむのがクラフトビールの醍醐味ですね。

ビールと相性抜群のフード&音楽

eightdays dining 初出店

今年初めて出店した大塚北口の「eightdays dining」。オリジナルナチョスやサングリアは大盛況で、筆者も二日連続で食べてしまうほど。普段はパスタやピザを提供するお店が、フェスに合わせて工夫を凝らしたメニューを用意し、多くの来場者を魅了しました。

音楽とともに楽しむひととき

会場では生演奏やDJイベントも行われ、クラフトビールを片手に音楽に酔いしれる贅沢な時間が流れていました。お酒が飲めない人や子ども連れでも楽しめる工夫があり、まさに「みんなで楽しめるフェス」となっていました。

地球にやさしいビアフェス

繰り返し使えるリユースカップ

本フェスでは環境配慮の一環として、リユースカップを導入しています。初回は200円で購入し、その後は繰り返し利用可能。毎年デザインが変わるため、コレクションとしても楽しみにしているファンも多いそうです。

街に根付くコミュニケーション

ただお酒を飲むだけでなく、日頃なかなか会えない友人や家族と、ビールをきっかけに自然と語り合えるのも魅力の一つ。地域に根ざしたフェスだからこそ生まれる温かいコミュニケーションが、大塚の街をさらに輝かせています。

大塚の街とクラフトビールが出会った「North Tokyo Craft Beer Festival 2025」。笑顔あふれる広場で、ビールと音楽と人のつながりを楽しむこの2日間は、大塚の新しい風物詩になりつつあります。来年もまた、この場所で乾杯できることを楽しみにしています。