巣鴨で福を全力キャッチ!大鳥神社の酉の市で運気爆上がり
会社の熊手を新調しようと、初めて巣鴨大鳥神社の「酉の市」へ行ってきました。夜は混み合うと聞いたので、今回は昼の時間帯を選択。するとそこには、陽ざしの中できらめく熊手と、笑顔の絶えない人たち。あまりの福のパワーに心がほっこりして、筆を走らせました。
| この記事を書いた人 | |||||||
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大嶺晋弥 |
酉の市初参戦。全力で福集めした帰りに宝くじを購入、後の億万長者になる人。 |
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昼の巣鴨に息づく江戸の福
歴史が語る、巣鴨の幸運スポット

文京区千石に鎮座する巣鴨大鳥神社。1688年に創建、そして酉の市は1864年から続く伝統行事です。昼の光に包まれた境内では、金色の熊手がまぶしく輝き、参拝客の表情も一段と明るく見えます。古き良き伝統と巣鴨の温かさが、太陽の下で優しく溶け合う光景でした。
商店街全体が福の通り道に

神社へ続く巣鴨地蔵通り商店街もお祭りモード全開。「いらっしゃい!」「今年もよろしく!」と声が飛び交い、どこを歩いても笑顔の連鎖。昼の巣鴨は、まるで街そのものが幸運のエネルギーを放っているようでした。
熊手に込めたかき集めの力
落ち葉を集める農具が、福を呼ぶ象徴に

熊手はもともと落ち葉を集めるための農具。その形から「福をかき集める」「お金やご縁を呼び込む」縁起物として広まりました。鯛、小判、招き猫、色とりどりの飾りが昼の光を浴びてキラキラしていました。私はこれを機に、自宅の掃除機をダイソン(大損)から熊手にチェンジすることにしました。
一番活気のある「地蔵屋」さんで熊手を購入

いくつかの熊手屋さんを見て回り、最も威勢がよくて笑顔が絶えない「地蔵屋」さんで購入を決定。皆さんエネルギッシュで、ご利益があふれていそうな雰囲気。熊手を買うと、熊手屋さんと一緒に「社内安全と益々の商売繁盛をよ〜っ!パンパンパン!」と手締め。
その威勢の良さに通りが一瞬で活気づき、見知らぬ人まで笑顔に。手拍子の音がまるで福の波動のように響き渡り、心がぽっと温かくなりました。
人情溢れる屋台通り
甘い香りで理性崩壊

お祭りに行ったら避けられないのが屋台グルメ。焼きそば、甘酒、りんご飴、たい焼き。「見るだけ!」と誓ったはずなのに、気づけばベビーカステラを片手に笑っていました。昼の陽ざしとおいしい香りに、理性はあっさり完敗。
子どもたちの射的に笑顔があふれる

射的台の前では、子どもたちが真剣な表情で的を狙っていました。「いくよー!」「当たれー!」と元気いっぱいの声が響き、外しても大笑い。射的のおじさんも「いいねぇ!もうちょっと上だよ!」と優しくアドバイスしていて、その微笑ましいやり取りにまわりの大人たちまで自然と笑顔に。
昼だから味わえる、ゆるやかな幸福感
ゆったり流れる、巣鴨時間

昼は夜ほど混雑せず、ゆったり熊手を選べるのが魅力。手締めの音や笑い声が心地よく響き、のんびりした時間が流れます。金色の熊手が陽に反射して光るたび、「今日もツイてる!」と思わず口に出そうに。
来年は誰と行こう?と思わせる場所

JR巣鴨駅・都営三田線巣鴨駅・千石駅からアクセスも抜群。家族連れも友人同士も、一人でも楽しめるアットホームな雰囲気。酉の市を歩いていると、「また来年もこの笑顔に会いたい」と素直に思えます。
昼の巣鴨で福を全力でかき集めた帰り道。手には熊手、ポケットにはビスケッツではなく宝くじ。もしかしたら本当に運を拾ったのかも、そんな気持ちで笑顔になれる、幸せなお祭りでした。
商店街の人も観光客も、みんなが気さくで温かい。そういう何でもないようなことが幸せだったと思う。何でもない昼の事、二度とは戻れない昼。
| 正式名称 | 巣鴨大鳥神社(すがもおおとりじんじゃ) |
|---|---|
| 住所 | 東京都文京区千石4-25-15 |
| アクセス | 巣鴨・千石駅 それぞれ徒歩約5分 |
| 開催日 | 毎年11月 |
| 開催時間 | 午前0時から午後24時まで |
| 駐車場 | なし(近隣コインパーキングあり) |
| 電話番号 | 03-3946-7927 |
| 公式情報 | 巣鴨大鳥神社商店街の公式ウェブサイト |
大嶺晋弥