Otsuka Music Fesで街が音に染まる!
大塚といえば、実は音楽の街。ライブハウスだけでなく、居酒屋やカフェでも自然に生演奏が流れている、なんとも粋な街です。そんな大塚の音楽文化が詰まったイベントが「大塚MUSICフェス」。2026年で14回目を迎える恒例イベントです。
今回はオープンステージを中心に巡ってきました。気軽に立ち寄ったつもりが、気付けば最後までがっつり滞在。知らない音楽の世界を体験してきました。
| この記事を書いた人 | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
大嶺晋弥 |
【大嶺 晋弥】音楽が好きで、勢いでギターを買うもすぐ挫折。その後、1人カラオケで熱唱する道を選んだ人。 |
||||||
大塚MUSICフェスは街全体がライブ会場になる
OMAが作る大塚ならではの音楽文化

大塚MUSICフェスは、大塚駅周辺14か所で開催される街ぐるみの音楽イベント。主催するのは「OMA」。Otsuka Music Associationの略で、大塚のライブハウスや飲食店を中心に結成された連合会です。
普段から生演奏を行うお店も多く、音楽が日常にある街という雰囲気が自然と根付いています。今回は4月25日・26日に開催された無料のオープンステージを中心に巡りました。
駅前とは思えないフェス感に驚く

25日は南口トランパル広場、26日はトランパル広場と北口駅前広場で開催。駅前を歩いていると、どこからともなく音楽が聞こえてくる。その音に引き寄せられるように人が集まり、自然と拍手が起こる空間が広がっていました。
観客との距離が近いのも魅力。演奏者の表情や熱気がダイレクトに伝わってきます。
ハワイ気分から世界レベルのタップまで豪華すぎた
ウクレレとフラダンスで駅前が南国空間に

最初に登場したのは「ENDYwith マカナ マヌレア ウクレレチーム」。ウクレレの優しい音色とフラダンスが合わさると、駅前が一気にハワイアンな空気に包まれます。柔らかなリズムに観客の表情も自然と笑顔に。癒しという言葉がぴったりな時間でした。
世界的タップダンサーの競演に圧倒

続いて会場を沸かせたのが、清水夏生さんプロデュースの「タップダンサーズ」。清水さんは映画『座頭市』でも活躍した実力派タップダンサー。さらに今回は、ニューヨークで活躍する世界的タップダンサー・タマンゴさんも登場しました。
高速で刻まれるステップは見ているだけで足が筋肉痛になります。最後はお弟子さん達も加わって会場は大盛り上がり。
圧巻の歌声と超絶技巧の演奏に酔いしれる
Soul Bird Choirの大合唱が心を震わせる

ゴスペルスクール「Soul Bird Choir」は圧倒的な声量で観客を魅了。本気の大合唱は体に直接響いてくる迫力があります。歌が上手すぎて逆に一緒にカラオケ行きたくないレベルです。
観客の中には自然と体を揺らし始める人も。中にはノリノリで踊り出す人まで現れ、会場全体が一体感に包まれていました。
ジプシージャズの超絶技巧が凄すぎる

個人的に特に印象に残ったのがジプシージャズユニット。私の様な素人でもわかる演奏技術の凄さ。高次元で混ざり合う音色にどんどん引き込まれていきます。
ハウルの動く城の「人生のメリーゴーランド」が演奏された時には会場のテンションも急上昇。知っている曲が流れると、一気に世界観に入り込めます。
ボクシングからクラシックまで楽しめる懐の深さ
角海老ボクシングの迫力に興奮

音楽フェスでボクシング?と思うかもしれませんが、それも大塚MUSICフェスの面白さ。名門「角海老ボクシングジム」によるデモンストレーションでは、プロ選手たちがスパーリングを披露しました。さらに、元IBF世界スーパーバンタム級王者・小國以載選手も登場。
スター選手の登場に会場は大盛り上がりでした。笑顔でファン対応する姿も印象的で、会場の空気が一気に華やかになっていました。
優しい音色に癒されたデュオ演奏

後半は、ピアノとファゴットのデュオが魔女の宅急便の「海の見える街」を演奏。ファゴットの柔らかな音色が心地良く、思わず聞き入ってしまいます。さらにエレキギターとギターのデュオも素晴らしかった。
エレキギターというと激しいイメージがありましたが、今回は繊細で美しい演奏。高速の指さばきで難曲を弾き切る姿はまさにプロフェッショナルでした。
音楽、ダンス、ボクシングまで楽しめる大塚MUSICフェス。駅前とは思えないほど濃密で、街全体がエンタメ空間になっていました。来年はオープンステージだけでなく、どっぷり参加したくなる最高の2日間でした。
大嶺晋弥