大塚発!おにぎりとクラフトビールのコラボ「ぼんごラガー」が生まれるまで

JR大塚駅周辺の地域を代表する名店、おにぎりぼんごとNAMACHAんBrewingの初コラボ「ぼんごラガー」が生まれた経緯は

JR大塚駅周辺といえば、今や世界に名の轟く!?おにぎりの名店「おにぎりぼんご」と、地域密着型のクラフトビール醸造所「NAMACHAんBrewing」があります。

おにぎりとクラフトビール、一見食い合わせの悪い異文化に見えます…。しかし、地域の顔と言えるお二人の融合は、大塚の魅力づくりに何か新しいものを生み出すのではないか。

そういう想いから、おにぎりぼんごとNAMACHAんBrewingのコラボ作品「ぼんごラガー」が誕生しました。弊社ironowaも協力させていただいたので、今回はこの奇跡のコラボの背景を書き綴ります。

この記事を書いた人
編集部小堀
小堀良治
【小堀 良治】
人と人を繋いだり、掛け合わせたり、アイデアを勝手に口出しすることは意外と得意とするも、自分の事はサッパリ分かりません。

きっかけは「大塚の体温をアゲていく」ba fes.2023秋

おにぎりとクラフトビールのコラボ「ぼんごラガー」が生まれたきっかけは、ba fes.2023秋です。2020年から開催してきたba fesですが、2023年はこれまでと違い、ジャンルの垣根を超えたものが作れないか悩みました。

そこで着目したのが地域の名店「おにぎりぼんご」と「NAMACHAんBrewing」。2つの魅力を掛け合わせた新しい価値の創造が、イベントの活性化につながると期待に胸が膨らみました。

ほぼ初めましての顔合わせ

互いに顔は知っていた??けど実際にはほぼはじめましての雰囲気!

ba fes.のために考案されたぼんごラガーですが、実際に合うかは疑問なところ。アイデア出しのためにまず顔合わせを行いましたが、ほぼ「初めまして」だったのに驚き!でも、お互いワクワクしているのが伝わってきました。

とはいえ「ごはんとビール?本当にできるの?」と半信半疑な様子のぼんごの右近さん。一方、NAMACHAんBrewingの米澤さんは、「いかようにも!楽しみです!」とアイデアは尽きない様子でした。

いざ醸造!気になる作り方は?

炊き立てのお米を豪快に醸造タンクへぶち込むぼんごの右近さん

さあ、いよいよ醸造です。ぼんごラガーの醸造過程はいたってシンプル。ぼんごで至極のおにぎりとなるごはん。その炊き立てを容器に入れ醸造所へ、そして米澤さんの指示のもと豪快にタンクへドーン!

さらに、米澤さんは、ごはんを使ったビール(ライスエール)作りの必須アイテムである「籾殻」を事前に入手していました。筆者は大のお酒好きですがその知識は知らず、さすが予習と準備が万全です。

鰹節も原材料として使用

おにぎり以外にもぼんごらしさを味に醸すために、ぼんごのお味噌汁で使う鰹節を醸造に使用。立派な鰹節で、表面は光沢を持ち、その様子だけで熟成された風味を予想させるほどでした。ぼんごのお味噌汁が美味しいわけだ。

鰹節は副原料として使用され、ビールを飲んだ後味にほんのり影響する仕上げを予定しているそうです。ごはん由来のやさしい甘みと、鰹節の後味がどうマッチするのか完成が待ちきれません。

「ぼんごラガー」第一号完成!

この度第三弾となる「ぼんごラガー」の開栓が間近に迫る。
2023年10月、第一号となる「ぼんごラガー」が樽詰めされました!

ついに完成した「ぼんごラガー」の第一号!ラガーはビールの一種で、日本で流通しているビールの9割を占める、なじみのあるスタイルです。雑味がなくクリアなのど越しが特徴で、癖がないため幅広い料理と相性バツグン。

実際に飲んでみましたが、ごはんが醸すまろやかなのど越しと、後味として残る鰹節の風味が絶妙です。普段飲むビールと比べて「こっちの方が好き!」なんて方もきっといらっしゃるはず。

ba fes.2023秋にて開栓

2023年10月に行われたba fes 2023 autumnにて「ぼんごラガー」の販売をおにぎりぼんごの女将、右近さんと、NAMACHAんBrewingなまちゃんが一緒にする様子

そんなぼんごラガーは、2023年10月21日、ba fes.2023秋にて開栓日を迎えました。提供するリユースカップには「ぼんご」と「NAMACHAんBrewing」のデザインが。これだけでもほしい!

さらに、当日はNAMACHAんBrewingの醸造長、米澤さん(なまちゃん)と共に、ぼんごの女将、右近さんにもビールのサービングをしていただきました。

「ぼんごラガー」をba fes2023秋でサービングをするぼんごの女将、右近さん。

日本一!といっても過言ではない、おにぎりを提供する右近さんも、ビールのサービングは慣れないご様子。それもそのはず、普段はビールを飲まないとのこと笑

地域の顔と言えるお二方のコラボは、地域の新たな魅力となることは間違いなし!これからも顔の見える地域づくりのため、新たな魅力をどんどん醸していきたいと思います。

第三弾が只今開栓中

現在「ぼんごラガー」の第三弾が開栓中。数量限定のためお求めはお早めに。

ここまで記事を読んでいただいた方の中には「え、飲みたいけどもうイベント終わってるじゃん」と思われた方もいるでしょう。ご安心ください!現在、なんとぼんごラガー第三弾が開栓、販売中です。

NAMACHAんBrewingが併設する「Smoke Beer Factory 大塚店」他、系列店で販売中なのでぜひお楽しみください。

第三弾は、ぼんごで使用されている炊き立て新米をドーン!しているとのこと。ビン詰めもあるのでお土産にも持って来いです。大塚の地ビール、「ぼんごラガー」にこれからもご関心をいただければ幸いです。

Smoke Beer Factory大塚店の店舗情報

住所東京都豊島区南大塚1丁目
60-19 パルムハウス103
営業時間月曜日:定休日
火〜金曜日:16:00~23:00
土曜日:13:00~23:00
日曜日・祝日:13:00〜22:00 
アクセス大塚駅南口を出て徒歩2分 
電子マネー各種クレジットカード
PayPay 
電話番号03-3942-0180 
SNSInstagram

おにぎりぼんごの店舗情報

住所 東京都豊島区北大塚2-27-5
営業時間 月~土曜日:9:00~21:00
日曜日:定休日
アクセス 大塚駅北口を出て徒歩2分 
電話番号 03-3910-5617
公式サイト 公式サイト